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   瓦礫ではない すべてが生活の中で使われていた
       思い出の品なのです(=諸物・形見)

 


*****************思い出探し隊******************************************** 
神奈川のボランティアが大船渡市で活動
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神奈川災害ボランティアネットワークは、岩手県大船渡市の自治会から要請を受け
ボランティアバス1台をチャーターして、4/10日被災地のひとつ、大船渡市で
自治会の役員と一緒に、思い出探しのボランティア活動を行いました。

<参加者>28名
<工程> 9日(土) 19:00 横浜駅集合 45 観光バスにて岩手へ向け出発
       10日(日) 5:00 防災科研が拠点としている岩手県遠野市の施設に着。休憩・朝食。
               7:45 大船渡市へ向けて出発
               8:30 大船渡市保健所着 現地コーディネーター・参加者と合流
               9:00 2班に分かれて活動開始
              11:00 午前作業終了
              13:00 午後作業開始
              15:00 作業終了
              15:30 AB班合流
              16:00 現地出発
       11日(月)24:00 横浜駅着 解散

<以下は、参加された藤沢YMCA佐藤さんの感想です>
・今回のミッションは諸物の中から思い出の品を探すというものでした。
  ただ、諸物といっても3mぐらいの高さまでありその中身は町にある全ての物でした(泥・建築資材・木っ端・電信柱・車・紙類等々)
  その中から写真や卒業アルバムなど記念となる物を探したのですが、思ったより沢山集まりました。
  「ここに映っている人がみんな生きていると良いよね」とあるボラ参加者が言ってましたが、本当にそう思いました。
・大船渡市では死者288人で行方不明者213人との事です。諸物の中には行方不明者も居るかもしれないと話しがありましたので本当に出てきたら・・・・という恐怖感もありました。
・現地の状況は、かなりひどい状態でした。津波、水の怖さをまざまざと感じました。
・「T」さんと「I」さんはボランティアに参加という形で行きましたが、ご家族は大船渡に住んでおり(幸い、お二人の実家もご家族も無事だったそうです)被災者と同じ立場でした。
  お二人とも震災後初めて、故郷へ帰ってきたので、その惨状に相当ショックを受けているようでした。
・今回の活動は町内会長さんやその他数人の地元の方と一緒に実施をしました。
  活動中に地域の方とお話をされておりある程度、集まったところで地元の方が自然と集まりだし、ご家族の写真を見つけて喜んでいる姿も見られました。
・家を片付けている方に「みなさんは何を探しているのか?」と声をかけられ、主旨を説明すると、家の中に流れ着いた写真と卒業証書を預かりました。
  「これを持って行って持ち主に返して欲しい」と言われました。
・最後に集まったときに地元の「NPO法人大船渡ゆめネット」代表の方から、「急な依頼でしたが、私たちの心に寄り添ったボランティア活動をしてくれて本当に感謝をしています」 とのお言葉をいただき、本当に来て良かったと、みんなが感じました。

 
  大船渡けいさつ署の駐車場で注意事項など説明を受ける。
敷地の所有者と流されてきて上に堆積している諸物の所有者が異なるため、所有権については
十分に留意し(窃盗罪になりかねないので)自治会役員の指示に従うこと。
 
  とりあえず、道路を通すため諸物は左右に寄せて積み上げられてます。高さは3m
ぐらいになってます。この諸物が11日より重機を使って撤去されるそうです。
    
   道路以外はこのような諸物の山になってます。この中から写真・卒業アルバム・表彰状など思い出になる物を探しました。
   
  集めた写真類の一部です。映っている人たちが無事であることを願って止みません。
   
  午後2時30頃の写真です。私たちが集めた写真を仮に置いた所へ被災者の方たち
が集まりだしてご自分の写真をさがしております。
見つけて喜んでいる方やこれは誰々の写真だよ、とお話をされている方など様々でした。
本当に写真一枚でも思い出に残る物を手元に置いておきたいとの思いが伝わってきました。
集めた写真は整理をして、公民館や避難所で展示をするとのことでした。
 
  大きな漁船も打ち上げられてました。この場所で海から2〜3kmある場所で
す。津波の威力を思い知らされました。 
   
  「急な依頼でしたが、私たちの心に寄り添ったボランティア活動をしてくれて本当に感謝をしています」 とのお言葉をいただき、本当に来て良かったと、みんなが感じました。